さて、今週は「第54回ゴールドカップ(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。2017年からは距離を1400mとし、SIIIからSIIへと格上げされるため、今回の条件は今年で最後となります。
本命は、南関東へ移籍してから9戦し5勝を挙げているレアヴェントゥーレです。9戦5勝と聞けば南関東ではざらにいる成績かもしれませんが、その中身が面白い。5勝はすべて浦和競馬場でのもの。大井、川崎でも出走していますが、その4戦は連対どころか掲示板すらないほど。浦和では勝ち方がまた凄い。前々走はスタートで躓いたため、テンから脚を使ってハナを切る競馬をしながらも、残り50mあたりから流して2着に6馬身差を付ける圧勝。前走は昨年平和賞(SIII)を勝ち、全日本2歳優駿(JpnI)で3着に入ったアンサンブルライフなど重賞勝ち馬が出走していた中、ゴール前で流して2着馬に7馬身差を付け完勝。メンバーレベルが上がっても、その分自身のレベルを上げているレアヴェントゥーレ。浦和の1500mは外枠不利なコース形態で、本馬は2枠と絶好枠。何が何でもハナを切りたい出走馬はおらず、マイペースで逃げれる可能性が高く展開的にもプラス。大好きな浦和コースで初重賞制覇を飾ることでしょう。
相手筆頭はテムジン。前々走のサンタアニタトロフィー(SIII)では、初重賞挑戦、それも3コーナーで他馬と接触しながらも勝ち馬と0秒2差の2着と重賞でもやれる力を見せました。前走は久々だった上に強力な中央競馬へ遠征、やや距離が短い1200m戦だったことを考えると度外視していいでしょう。斤量は初の58kgを背負いますが、馬格がないわけではないので問題ないでしょう。久々を一度叩かれ状態は上昇しており、好勝負になるでしょう。
▲は距離短縮で狙えるモンサンカノープス。
以下、サトノタイガー、ゴーディーまで。
◎(2)レアヴェントゥーレ
○(10)テムジン
▲(7)モンサンカノープス
△(4)サトノタイガー
△(9)ゴーディー
買い目
【馬単】4点
(2)→(4)(7)(9)(10)
【3連複1頭軸流し】6点
(2)-(4)(7)(9)(10)
【3連単フォーメーション】6点
(2)→(7)(10)→(4)(7)(9)(10)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。