報道によると、少女時代が所属するSMエンターテインメントは9日、「『少女時代』はSMにとってもファンにとっても大事な意味のあるグループだ。メンバーも解散は全く考えていない」とコメントを発表。
契約を終了したメンバーを除いて再契約した5人のメンバー、テヨン、ユナ、ヒョヨン、ユリ、サニーの活動は、今後議論する予定だという。
再契約しなかったティファニー、スヨン、ソヒョンは、それぞれ海外留学や個人の活動をする方向なのだとか。ティファニーは留学と海外進出の計画を明らかにしている。スヨンとソヒョンは、女優の活動に力を入れる可能性が高いという。
「少女時代の所属事務所は韓国でもかなりの大手だが、以前から契約内容でタレントたちと揉めることで知られている。もともと5人だった東方神起も、メンバー3人が契約内容で揉めに揉め、揉めなかった2人が東方神起として事務所に残留。揉めた3人は事務所を辞めJYJとして活動している」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)
少女時代は07年に韓国でデビューすると、美形で美脚ぞろいのメンバーたちのキレのあるパフォーマンスで人気グループに。10年に日本でデビューし、同年の「日本レコード大賞」で新人賞を受賞するなど大ブレーク。14年にメンバーのジェシカが脱退してから8人体制で活動を続けていた。
事務所側としては、今後、あくまでも5人体制での活動を視野に入れていることを主張しているが…。
「すでに日本のマーケットでは稼げなくなった。韓国国内でも15年にデビューしたTWICEが人気急上昇中。少女時代はすでに過去のグループになってしまっただけに、今後、5人で活動を続けるメリットはあまりなさそうだ」(音楽業界関係者)
ネット上ではファンたちから「ひとつの時代が終わった」、「生きる糧だったのに…」など悲痛な声が飛び交っている。