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全日本プロレス 佐々木健介がブチ切れ。小島聡を絞首刑宣告

 3冠ヘビー級王者の佐々木健介が24日、全日本プロレス前橋大会でプッツン。最凶ヒール軍団ブードゥー・マーダーズ(VM)にケンカ状をたたき付け、3・1両国国技館大会で「健介ファミリーとVMの全面戦争だ!」と開戦を宣言した。さらには、VMのエース小島聡に対し、伝家の宝刀ストラングルホールドによる絞首刑を予告。VM完全せん滅を誓った。
 とうとう健介の堪忍袋の緒が切れた。
 この日、諏訪魔と組み、TARU&小島と対戦した健介。VM得意の奇襲攻撃を返り討ちにすると逆水平、パワースラムなどで圧倒し、完全に主導権を握った。
 だが、パートナーの諏訪魔がすきをつかれ、TARUに捕まると状況は一変。レフェリーの死角をつき、連続串刺し攻撃、ビール瓶の破片、イスなど反則攻撃の集中砲火を浴びた。健介組も徹底抗戦を試みるが、数で勝るVMにはさすがにかなわなかった。
 最後は諏訪魔が手錠で固定された上でTARUドリラーを決められてごう沈した。
 試合後も、VMの暴挙に健介は身動きがとれないまま。リング上は無法地帯と化し、連日セコンドについた北斗晶が殴り込むも、小島にあっさり撃退された。

 VMの度を超えた暴挙に、怒りを爆発させた健介は「小島、ふざけんじゃねえ!両国で健介ファミリーとVMの全面戦争だ!」と徹底抗戦の構え。さらに、健介オフィスの中嶋勝彦ら若手に向かって「負けるな!お前たち」と猛ゲキを飛ばした。
 健介が怒りに震えた最大の理由はセコンドについた愛妻北斗へのリンチ。健介は小島に「アイツは許せない。右手一本ぐらいじゃ済まない。ストラングルで首が回らなようにしてやる」と“絞首刑”を予告。「心も体もぶっ潰してやるから覚悟しとけよ!」と怒りのせん滅宣告を突き付けた。
 「オレたちは絶対に負けないからな!」。“鬼ムコ”と化した健介は、小島との一騎討ちに勝利し、VMとの抗争を制するハラだ。

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