第5話では、万智(北川景子)の小学校時代の同級生である田部(柄本時生)が婚約者とともに住むという家を探しに来店するというストーリー。田部から万智の小学校時代のあだ名が「マンチッチ」で、陽気なクラスの人気者だったという過去を聞くが――という展開に。一方では、謎のフリーの不動産屋だった留守堂(松田翔太)も、自身は万智の同級生だったとその正体を告白。「同級生だった万智に昔から愛情を抱いていた」と宣言していた。
「作中では田部の家で屋代(仲村トオル)と庭野(工藤阿須加)が万智の小学校時代のアルバムを見るシーンがあり、そこに記されていた『D&B(ドジでブサイク)ランキング』で、ドジで有名な『ドジスケ』こと三瓶良雄という人物が1位になっていました。ストーリーの中で、その『ドジスケ』こそが留守堂で、名前と顔を変えていたことが判明。第1話から描かれ続けていた“留守堂がドジ”という伏線が回収されたことになり、視聴者からは『変な設定って思ってたけどここに繋がるんだ!』『イケメンだけどドジっていうギャップ萌えだけかと思ってたからこれはすごい』といった声が相次ぎました」(芸能ライター)
また、ほかにも「前作の伏線が回収された」と話題になっている個所があるという。
「本作は16年放送の『家売るオンナ』(日本テレビ系)の続編ですが、前作では万智が頻繁に中華料理店に通い、毎回餃子を頼むというシーンがありました。今話では、留守堂がいじめられていた小学生時代、誰かが毎週餃子を届けてくれていたと言い、それが万智だったことが分かって以来、留守堂は万智に想いを寄せていたと告白。ここでも伏線回収となったことで、『まさか餃子が繋がるとは思わなかった』『餃子をフラグにしたこの脚本すごい…』という称賛の声が多々寄せられていました」(同)
何気ないように見える設定がのちの重要なキーポイントになっている様子。今後も『家売るオンナの逆襲』の展開に注目したい。