同番組は15年の3月30日にスタート。当時も視聴率の低迷にあえいでいた同局が午後のニュース番組強化の方針を打ち出し、長年、夕方のニュース番組「FNNスーパーニュース」の看板キャスターをつとめていた安藤氏、そして、かつて同局のバラエティ番組「トリビアの泉」などで司会を務めていた、情報番組初参加となる俳優の高橋克実がMCに起用された。
「放送開始当初は『情報ライブ ミヤネ屋』の独壇場で、視聴率獲得に苦戦。さすがに安藤キャスターは切れないので、高橋の降板説も浮上していた。ところが、ここに来て、軒並み各局のワイドショーの視聴率がアップ。放送時間が続く前番組『バイキング』の視聴率が絶好調なこともあり、視聴率争いで善戦している」(テレビ関係者)
そんな中、同誌によると、安藤キャスターは番組出演者が会する酒席で「私なんかいらないでしょ…」と弱音を吐いたという。その原因だが、安藤キャスターは芸能ネタばっかり扱うことを快く思わず、同番組を降板し、BSフジでもいいので長年培った報道番組をやりたい意向。
また、同時代にキャスターとして活躍した、小池百合子都知事に大きく水をあけられてしまったことで焦燥感を募らせてしまっているというのだ。
安藤キャスターは同誌に直撃に対し、「そんなことありませんよ」と回答しているのだが…。
「もともと、安藤氏はフリーなので他局に出ても何の問題もない。1本100万円ともいわれる昼の情報番組にしては高額なギャラも経費削減の嵐が吹き荒れるフジにとっては削減対象。このままだと、安藤キャスターがフジに三くだり半を突きつけ、他局の報道番組に異動してしまう可能性もありそうだ」(テレビ関係者)
このままフジが安藤氏の意向を無視し続けるようだと、いつの間にか他局の報道番組の“顔”になりそうだ。