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内外タイムス杯(1600万、中山ダ1800メートル、3月1日) 穴党必見 一発狙う関西の刺客に注意!

 ピサノデイラニなど関東勢に人気が集中しそうな本社杯「内外タイムス杯」(1600万、中山ダ1800メートル、3月1日)だが、やはり怖いのは関西馬。人気はそちら、お金はこちらとばかりに一発を狙う素質馬がスタンバイしている。

 その筆頭格がフライデイフライト。前走の1000万戦は前半3F通過が33秒8のハイペースのなか、4角2番手の積極策で押し切る好内容。ダ1400メートル1分22秒8(重)の勝ちタイムも優秀で、昇級の壁をまったく感じさせない。
 「かなりもまれたけど、強い内容で勝ってくれたね」と安田隆調教師。「中山の坂も千八も心配はしていない。東京へ行ったことがあるから輸送も平気だと思うし、中1週でも状態は変わりなく順調。相手が強くなるので走ってみないと分からないが、頑張ってほしいね」と期待を込めていた。

 ジェントルフォークも楽しみな一頭。こちらも1000万を勝ち上がったばかりだが、「前走は直線でいい脚を使ってくれたし、ここにきてだいぶ力をつけているね」と領家調教師。「まだ伸びしろはいっぱいあると思うし、昇級戦でもパワーアップした今なら」と自信ありの表情だ。

 また、タマモグレアーにも注意が必要。久々の前走・銀蹄Sは0秒7差6着に敗れたものの、「間隔があくとダメな馬だから」と中竹調教師は意に介さない。「前回の休み明けのときも京都で14着した後、東京で2着にきたように、使って良くなるタイプ。1回叩いた上積みはあるし、パサパサで時計のかかる馬場ならチャンスはある」と巻き返しに力が入っていた。

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