初代タイガーは横綱の病状について「私は精神科医なのでわかるんですが、横綱は精神障害と精神病の境目にいて非常に危険な状態です。このまま放置して精神病になってしまったら、復帰までに1、2年はかかるでしょう」と語り、覆面越しにもわかる神妙な面持ちで警鐘を鳴らした。
完治の最善策については「親方と一緒に帰国して故郷でケアを受ければいいんです。ただ決して頑張れと言ってはいけません」とズバリ。しかし、わざわざ帰国せずとも治す方法があるのだという。「私の催眠術なら簡単に治すことができますよ」と7、8年をかけて習得したという催眠療法による施術の勧めを説いた。
「うつ病になった道場の練習生も私がいつも診てあげてる」とこれまでに道場生を含めて700〜800人を診療してきた実績を力説し「モンゴルに行った気持ちにさせて、自律神経を整えてあげます」と横綱救済に自信の表情を浮かべていた。
国民的な関心事となっている横綱朝青龍の問題に初代タイガーが主治医として名乗り。横綱の精神を救うのは虎しかいない!?