そんな順風満帆な同グループであるが、ファンの間では、“2期生問題”として、ある問題が取り沙汰されている。2期生では、堀未央奈が7枚目のシングル『バレッタ』でセンターをつとめ大きなニュースとなり、8枚目のシングルではセンターポジションは逃すも、フロントメンバー入り。さらに2期生からは北野日奈子も選抜入りした。しかし、5月11日に発表された9枚目のシングルの選抜メンバーでは、堀未央奈は3列目に下がり、北野は選抜から外された。2期生の存在意義が失われつつあるのだ。
「堀や北野はまだいいです。問題はそれ以外の2期生。常設劇場を持たない乃木坂46の活動では、大きな会場でのライブでない限り、2期生の出番はない。ファンの間では、“2期生は普段、何をしているのだろう?”と話題になることが多い。テレビ番組はおろか、グループのイベントでの出演回数も限られる状況では、ファンを作り、人気を獲得するのは不可能。これでは選抜メンバーとの差は開く一方になってしまう」(アイドルライター)
AKB48であれば、メディア露出の少ないメンバーでも、劇場公演に出演し、それから地道にファンを増やし、少ないながらもそのチャンスを生かして人気メンバーへと上り詰めたメンバーもいる。しかし、残念ながら現状の乃木坂46の2期生には、そのチャンスが皆無という状況だ。
AKB48とは違った独自路線を歩む乃木坂46は、この“2期生問題”に対し、どう答えを出すのだろうか。