1600メートルの経験は1戦のみだが、そのNHKマイルCはダノンシャンティのレコードに0秒4差3着。走破タイムは安田記念優勝のショウワモダンより、僅か0秒1遅いだけ。
これだけで、一流マイラーの資質が見て取れる。秋初戦の大原Sは2着を0秒6差突き放し、子供扱い。飛躍の秋を迎えてパワーアップの跡が歴然。
休み明けを1度使われた効果は絶大。それを証明するように、最終追い切りは6F76秒5、上がり36秒1、ラスト11秒4と出色のタイムを叩き出している。調子はまさに、天井知らず。
前走から1キロ減の54キロで闘える強みもあり、チャンスは限りなく高い。
◎5リルダヴァル
○1リザーブカード
▲7ショウワモダン
△2セイクリッドバレー、17マイネルファルケ
10R「南武特別」(芝2400メートル)は上がり馬のリバティバランスが狙い目。
全2勝はダートだが、いずれもメンバー最速の差し脚を爆発させており、切れ味は芝でこそ真価発揮される。父はご存知、ダービー馬ネオユニヴアース。血統的な裏付けも十分ある。
◎3リバティバランス
○10ヤングアットハート
▲9ワイズミューラー
△6トウショウデザート、7オリエンタルジェイ
9R「いちょうステークス」(芝1600メートル)はスケールの大きい、ショウナンパルフェでもう一丁いける。
◎5ショウナンパルフェ
○4トウシンイーグル
▲8ヒラボクインパクト
△1エーシンブラン、6ロビンフット
最終R(ダ1600メートル)は休み明けが盲点になっている実力馬の、グラヴィテーションがあっと言わせる。
春の東京シリーズで500万→1000万を連勝。確かな実力がある。仕上がりも抜かりないし、決して無謀な狙いではない。
◎13グラヴィテーション
○3メジロマリアン
▲14ロジスプリング
△4マッドマックス、10レッドボルサリーノ
福島11R「会津特別」(芝1200メートル)は素質馬の、アモーレヴォレに白羽の矢。
休み明けの2戦は13着、6着と不本意だが0秒8差、0秒7差なら悲観する内容ではない。状態も雲泥の差で、上積みは大きい。
〈1100〉と相性の良い福島コースなら、巻き返しは必至とみた。
◎7アモーレヴォレ
○4オレンジティアラ
▲3バンガロール
△2バロンダンス、9ブルームーンピサ
京都11R「室町ステークス」(ダ1200メートル)はこの距離のエキスパート、マハーバリプラムが一気呵成に2連勝達成する。
◎5マハーバリプラム
○3セイクリムズン
▲9トシギャングスター
△2グランドラッチ、12ペプチドルビー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。