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KARAの今後はメンバーの親次第?

 韓国の女性5人組「KARA」のメンバースンヨン、ニコル、ジヨンが14日、専属契約無効を求める訴えをソウル中央地裁に起こした騒動で、15日にメンバーの親たちが日本のテレビ局などの取材に応じた。

 スンヨンの父親は「事務所側との交渉や調整をしている状態ではなく、何度も協議を申し込んだが何の反応もない」、ジヨンの父親は「事務所側の誠意が足りない」などと不満を述べた。
 「当初は、メンバー3人というよりも、騒動の“黒幕”とされる人物と接触するなど、ニコルの母親が今回の件を主導していると思われたが、3人の親が足並みをそろえての提訴だったようだ」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリスト)

 また、訴状では「日本語を話せるマネージャーをつけず、日本に放置させた」、「社長の娘の店のモデルになることを強要し、悪口が書かれた衣装を着て写真集を撮影させられた」などと主張していることが明らかになった。
 「一部週刊誌が報じたが、KARAのメンバーたちはマネージャーもつかずに都内の繁華街にある立ち食いの寿司屋に足を運んでいたようだ。普段からマネージメントがずさんだったのでは」(同)

 さらに、3人の親のあのグループに対する対抗心も今回の提訴につながったようだ。
 「KARAはバラエティー番組でブレークした、どちらかといえば“お笑い系”。それに対して、KARAとともに日本でK-POPブームを巻き起こした少女時代は、女性誌の取材しか受けず、CMや広告を中心にした“モデル系”の戦略で同年代の女性の絶大な支持を受けている。韓国での人気は少女時代に大きく引き離されているため、『なんで、ああいう売り方ができないのだ』と何度も事務所に不満を訴えていたようだ」(同)

 事務所がなんとか3人の親を懐柔すれば騒動も丸く収まりそうな気配だ。

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