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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/20小倉・2/20東京)

 今週デビューの注目馬は、2月20日(土)小倉第5R芝2000m戦に出走予定のブレッシングテレサ。馬名の由来は「祝福+母名の一部」。牝、青鹿毛、2013年3月5日生。栗東・梅田智之厩舎。父マンハッタンカフェ、母アドマイヤテレサ、母父エリシオ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2000万円。半兄には14年コーフィールドC(GI)(豪)を制したアドマイヤラクティ(父ハーツクライ)がいる。本馬はすらっとした脚長で、トモは如何にも瞬発力がありそうな造り。前駆はまだまだこれからといった造りだが、その走りは同父のルージュバックに近いものがある。奥手の血統だけに今後の成長が非常に楽しみな一頭である。なお、鞍上には藤岡康太騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、2月20日(土)東京第3Rダート1600m戦に出走予定のジョニーハンサム。馬名の由来は「映画名」。牡、鹿毛、2013年2月22日生。美浦・宗像義忠厩舎。父エンパイアメーカー、母モエレオープンヒメ、母父サンデーサイレンス。生産は浦河町・笠松牧場、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額3000万円。伯父には05年東京ハイジャンプ(JGII)で2着となったネオマエストロ(父サンデーサイレンス)や、02年札幌2歳S(GIII)で3着となったワンダーボーイ(父アフリート)がいる。本馬は父エンパイアメーカーよりも母父サンデーサイレンスの影響が出ており軽さがある造りだが、成長をするにつれて父エンパイアメーカーの影響が強くなってくるだろう。パワフルな走りをする割には軽さがあり、芝でも十分やれると見る。まだ弱いところがあることを考えれば、しっかりと負荷がかけられるようになった時は面白い一頭となるだろう。なお、鞍上には田中勝春騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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