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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(2/5京都・2/4東京)

 今週デビューの注目馬は、2月5日(日)京都第6R芝2000m戦に出走予定のサトノマックス。馬名の由来は「冠名+最大」。牡、鹿毛、2014年2月1日生。美浦・堀宣行厩舎。父ディープインパクト、母ラシャルマンテ。母父Indygo Shiner。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は里見治氏。2015年セレクトセール1歳市場において7776万円で落札された。半兄にはダートで3勝を挙げているカレンマタドール(父マンハッタンカフェ)や、15年フローラS(GII)で5着となったエバーシャルマン(父ハーツクライ)がいる。本馬は大型馬ではあるが、全体的に幼さがあり成長に合わせてゆっくりと調整されてきた。その甲斐あってトモには身が入ってきており、全体的にしっかりとしてきた印象。もともと柔軟性があり、瞬発力は相当なものがありそう。追い切りでもフットワークが良く、バネのある走りを披露しており、将来が楽しみな逸材。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、2月4日(土)東京第6R芝1800m戦に出走予定のカクタスバンガー。馬名の由来は「テキーラベースのカクテル名。母系より連想」。牡、青鹿毛、2014年4月23日生。美浦・大竹正博厩舎。父マンハッタンカフェ、母フレンチカクタス、母父タイキシャトル。生産は新ひだか町・服部牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額3000万円。母は11年フィリーズレビュー(GII)の勝ち馬。本馬は父マンハッタンカフェに似たフォルムだが、胴はやや詰まっており、距離はマイル前後が良さそうだ。じわじわとトモに筋肉が付いてきており、それにともない動きにも力強さが出てきた。フットワークは柔らかく軽さがあり、芝でこその馬だろう。母同様スピードを武器に活躍が見込める。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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