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新日本プロレス 本紙の仮想G1覇者・中西学。初戦敗北も怪気炎

 本紙仮想G1を制した“野人”中西学はBブロックで越中詩郎と激突し、無念の黒星スタート。度重なるヒップアタックの前に不覚を取る苦い開幕戦となってしまったが、野人はむしろスタートダッシュに失敗したことで“舌好調”。G1奪取の兆しが見えてきた。
 本紙既報(4日付・2面)のゲームソフト「レッスルキングダム」による仮想G1で見事栄冠を勝ち取った中西。この日はサムライ越中と激突し、序盤からヒップタック、場外めがけてのジャンピングヒップアタックで奇襲され、防戦一方だった。
 しかし、中盤にはスピアーや一本足ハンマーをブチ込みんで形勢逆転。トップロープからのジャンピングヒップアタックを狙ってきた越中を肩車で捕獲し、そのままアルゼンチンバックブリーカーに移行してギュウギュウと絞めあげた。さらにはショートレンジのラリアートであと一歩のところまで追いつめたが、最後はアルゼンチンで担ぎあげるスキをつかれ、逆にジャーマンスープレックスを被弾。無念の3カウントを献上した。

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