有馬で馬券になりやすい脚質といえば、逃げ・先行もしくは捲くれる差し馬。要は最終コーナーを出来るだけ早く通過した馬ほどチャンスが向きやすいということ。そこで本命はこの秋、捲くって2連勝を飾ったゴールドシップ。勝ちパターンが確立された今、ここに来て後方一気の策をとる可能性は低く、4〜5番手くらいで最終コーナーを通過できれば、馬券には絡むはず。また、今回古馬と初対戦になりますが、フェノーメノを基準にすればやりあえるだけの力は十分。フェノーメノは古馬と初対決となった天皇賞で2着。ダービではフェノーメノとゴールドシップの差は0.2秒。0.2秒という差は大きいといえば、大きいし、小さいと言えば小さい。しかし、有馬で馬券になりやすい捲りタイプで、斤量に恵まれるうえ、大きな成長が見込める3歳馬という要素を加味すれば問題無し。今回もロングスパート見せてもらいましょう。
相手筆頭は最終コーナーを1〜3番手で通過するであろうビートブラック。中山適性は「?」でも、あくまで有馬で馬券になりやすい最終コーナーの通過順を優先。他にもアーネストリーやトレイルブレイザーが先頭集団を形成しそうですが、アーネストリーはピークを過ぎた感がありますし、トレイルブレイザーは鼻出血の不安があり国内ではビッシリ仕上げられないという問題を抱えていることを踏まえると、やはりビートブラックでしょう。
3番手は今年の秋も応援し続けたダークシャドウ。やはり最後くらいは好きな馬が馬券に絡まなきゃ面白くありません。前走は距離不安を一掃。オルフェーヴルとジェンティルドンナがいなければ今度こそと期待。
ということで勝負馬券は3連複フォーメーション9点。
(13)-(14)(10)-(14)(10)(9)(3)(15)(11)
(13)(10)(9)の組み合わせは700円、その他はすべて100円ずつ、合計1500円で勝負です。
〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。今年度のおこづかい馬券の成績は現時点で回収率138%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。