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猫やハトを無残に殺害し、死骸を道に放置 臓器を取り出すなど卑劣な犯行に怒りの声相次ぐ

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画像はイメージです

 2018年12月から今年1月にかけ、兵庫県姫路市で動物の死骸が相次いで発見される事件が発生。付近住民の不安が広がるとともに、動物愛好家から怒りの声が上がっている。

 被害が相次いでいるのは兵庫県姫路市南部。7日には飾磨区の路上で腹部が切り裂かれ、内蔵が取り出された猫の死骸が発見された。警察によると、死後4日から5日ほど経過しているそうで、その場に血痕や臓器がないことから、他の場所で危害を加え、廃棄されたものとみられている。

 兵庫県では、昨年12月にも県内の野球場で後ろ脚が切断された猫の死骸が、そして、今年3日から6日にかけても首のないハト3羽の死骸が発見されており、警察が動物愛護法及び鳥獣保護法違反容疑で捜査中だ。

 7日に見つかった猫の死骸は小学校の通学路だったことから、管轄する飾磨署は通学時間帯に警察官2人を配置し、警戒を行った。現在のところ捜査状況などは明かされておらず、防犯カメラなどを解析するなどして犯人割り出しを行っている模様だ。

 何の罪もなく弱い立場の野良猫の腹部を切り裂き殺すなどの行為は、人を殺すことと何ら変わりがなく、卑劣な犯罪といわざるを得ない。事件を知ったネットユーザーからは「早く逮捕してほしい」「弱いものを攻撃するなんて許せない」「愛想のいい猫が殺されたかと思うと怒りを禁じ得ない」など、怒りの声が殺到している。

 動物殺傷行為は決して許されるものではない。そして、この行為がエスカレートし人間へと標的が及ぶ可能性も否定できないだろう。一刻も早い犯人逮捕を望みたい。

文・神代恭介

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