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日本海S アベコーの気になる推奨馬は!?

 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。
 このところ、うだるような暑さが続いていますが、暑いのは何も人間ばかりではありません。犬だって猫だって暑いのです。もちろん、馬だって暑さに参っているはずです。ところが、中には暑さに平気なタイプがいることも事実。例えば、昨年の関屋記念で、好タイムで独走したカンパニーなんかは暑さに強いタイプだと思います。

 昨年の新潟の夏もビックリするくらい暑い日が続きました。ということは、昨年の夏の新潟で好走した馬は、暑さに強いと見ていいはずです。
 で、新潟メーン「日本海S」を考察すると真夏に不安なのが、実績上位のダンスアジョイ。7歳馬ですが、7月と8月はまだ一度も走っていないのです。そして太陽熱を吸収しやすい黒鹿毛。気がかりです。
 さあ、そこでお立ち合い。暑さに強く、新潟コースに強い。距離の2000mも大得意といった馬がいます。そうです!カゼノコウテイがその馬です。
 昨夏の新潟競馬で大躍進。JRAでの初勝利がこの新潟コース。さらに月岡温泉特別ではスタートで大きなミス。それでも、直線外からものすごい脚でクビ差まで猛追。この時のラスト3Fは32秒4という神業的な破壊力でした。関屋記念を独走したカンパニーのラスト3Fが33秒3でしたから、それと比較しても、いかに強烈な末脚だったかがわかります。
 そんなカゼノコウテイの強さを印象づけたのはNST賞。外回りの芝2000mということもあって、後方でじっくり待機。長い外回りの直線で他の馬が追い出すのを待ってから仕掛けると、あっという間に突き抜けました。新潟が得意で今回も出走してくるホーマンアラシに2馬身差。1分58秒4で圧倒。というわけで、夏の新潟は間違いなく最高の稼ぎどころです。
 ちなみに新潟芝は<2201>。文句なしにベストの条件。ハンデの55kgは前記のNST賞で57kgを背負い、圧勝した実績から、むしろ有利と判断。休養明けのエプソムCを叩いての自己条件。そしてベストの新潟が舞台。買いです。

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