各メディアによると、渡辺の大河出演は01年の「北条時宗」以来17年ぶり5作目。デビューして間もない84年には「山河燃ゆ」に出演し、87年には「独眼竜政宗」に伊達政宗役で主演し、出世作になっていた。思い入れのある大河だけに、渡辺は「俳優として基礎を育てていただいた大河ドラマに恩返しさせてもらう機会を頂きました」と張り切っているという。
島津斉彬は、鈴木亮平演じる主人公・西郷隆盛の才能を見いだし抜てきする役どころ。渡辺は役づくりについて、「鹿児島で絶大な人気を持つ斉彬公ですが、彼の苦悩、無念、希望、勇気、さまざまな思いを感じながら、生きていこうと思っております」とコメントしている。
「『西郷どん』の原作は人気作家の林真理子さんだが、ある雑誌のインタビューで『斉彬公をやるとしたら謙さんしかいない』と熱烈なラブコールを送っていた。NHKも林さんの意向をくんで渡辺にオファー。出演が実現することになったのだが…」(NHK関係者)
3月末、「週刊文春」(文芸春秋)で渡辺と21歳年下の元ホステスの不倫スキャンダルが発覚。当初、渡辺はコメントを出すか会見を行い対応する方針だった。
しかし、その後、渡辺が出演していた「大和証券」と「ヤクルト」のCMの放送が自粛され、これまで発表された新規の仕事のオファーもなかった。
「当初、北川景子らと同じ4月の会見に渡辺も登場予定だったが、表に出せば不倫のことに質問が殺到してしまう。そこで発表時期をずらしたが、さすがに会見することはできなかったようだ」(芸能記者)
渡辺はこのまま“逃げ切り”か?