きょう9日は、タッキー&翼(呼称・タキツバ)の今井翼が、多彩な才能を見せる日だ。よる9時からは『金子みすゞ物語〜みんなちがって,みんないい〜』がTBS系列で放映。山口県での長期ロケ、役づくりのためにヴァイオリンに初挑戦するなどして、俳優としての幅を広げた記念作だ。
さらに、その3時間半ほど前には東京・青山劇場で、ジャニーズ事務所が誇るロングヒットミュージカル「PLAYZONE」が、ついに開幕する。同作品は、少年隊の主演で1986年から毎年開催されており、ジャニーズファンのあいだでは「プレゾン」の呼称で浸透。'10年からは、翼が座長に君臨しており、今年も有名振付師のトラビス・ペイン、ステイシー・ウォーカーとコンビを組んで、1か月のロングサーキットを乗りきる予定だ。
このトラビス&ステイシーとは共演以来、プライベートでも大の仲良し。ふたりは、翼がもっとも影響を受けたマイケル・ジャクソン(故人)が絶大な信頼を寄せていたショーダンサーで、今では、舞台の稽古後にカラオケボックスに行くなどしている。最近は、パパになった東山紀之の自宅にも一緒に行った。
ちなみに、東山が溺愛している愛娘は、「いつでもニコニコしている」(東山・談)が、ワイルドな髭をたくわえている翼は不慣れのよう。かわいい笑顔を封印したという。
この「プレゾン」座長に就任するおよそ3年前あたりから、翼が興味をもったのはフラメンコ。2泊4日で単身マドリードへわたり、翌年にはアンダルシアへも足を伸ばし、同施設でスペイン語を学びはじめた。そして今年、世界初のスペイン文化特使に任命され、これまであらゆるメディアで同国の文化を普及してきた功績が認められた。ジャニーズタレントが「日本人初」の偉業を達成するのは珍しくないが、ソロで世界というのは、特異だ。
ダンス。歌。肉体パフォーマンス。そのすべてを武器に、テレビタレント、舞台役者として成功を収めている翼。今年はタキツバ結成10周年にあたるため、9月8日&9日には、東京ドーム2DAYを控える。ドームで2日。まさに、トップアーティストの証である。