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ヒミツの薔薇園(3)嵐・松本潤

 イケメンの知られざる素顔、ライブやテレビなどでもらした意外な本音、驚きの幼少期や交遊録などをフィーチャーして、丸裸にしちゃおうという連載。第3回目は今夜、ドラマ『ラッキーセブン』(フジテレビ系)が最終回をむかえる嵐・松本潤にフォーカスをあわせよう。

 松本潤ことマツジュンといえば、ストイックなことで有名だ。嵐は、ジャニーズのなかでもっともライブのチケットが入手できないグループだが、マツジュンはどんなに忙しくても、ライブの構成のたたき台を作っている。常連ファンのあいだでは、プロデューサー・マツジュンのらつ腕は高く評価されており、タッキーの舞台『滝沢革命』ばりの水砲、マイケル・ジャクソンばりのウォーキングなど、魅せるパフォーマンスに手抜きはない。

 ウェイトコントロールにも全力投球。昨年再挑戦した舞台『あゝ、荒野』で、ボクサー役を演じることが決定すると、5kgの減量に成功。体脂肪は1ケタ台にもっていった。今夜で終わるドラマ『ラッキーセブン』でも、瑛太との格闘シーンがあるとわかると、筋肉増量のためのトレーニングを開始。見せるこだわりは、深い。

 いっぽう、男前伝説も数多い。ジャニーズ入所前の小学生時代には、クラスの女子全員からバレンタインのチョコレートをもらったという。

 「基本、おごる」のも、マツジュン流儀。偶然、松本と同じ飲食店に入ったジャニーズの後輩たちが、自分たちの会計をしようとすると、「もう松本さんからいただいております」と言われることがたびたび。「レジでごちゃごちゃするのが嫌いだから」というのが割り勘をやめた理由で、後輩のぶんまで支払うのは、古くは近藤真彦、東山紀之などにしてもらってきたこと。ジャニーズイズムを継承しているに過ぎないが、カッコよすぎることは確かだ。

 さらに、アツすぎる男でもある。ドラマ『花より男子』(TBS系)で、先週、山田優と結婚をしたばかりの小栗旬と再共演した際は、宿泊先のホテルにコミックの『花より男子』を全巻持ちこんで、「このシーン、多分ここだと思うんだけどさ、漫画で読むとこうなんだけど、どうやるべきだと思う?」と、徹夜で演技論を交わしたという。

 全力男子、マツジュン。嵐が国民的アイドルになったのは、当然だ。

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