★本格化著しい、ミッキーグローリーが初重賞制覇達成★
◎10ミッキーグローリー
○5ロードクエスト
▲2ロジクライ
△9ヤングマンパワー、14ワントゥワン
阿武隈Sを圧勝、益々快調のミッキーグローリーが2連勝で重賞初制覇。
「その阿武隈Sは、向こう正面から動いて最後は0秒3差突き放す圧勝劇」
あんな強引なレースをして勝つのだから、相当力を付けている証拠。
「もともと、潜在能力は高い。デビュー以降、10戦して3着以下は1度(6着)だけ。それも、1年5か月のブランクがあったもの」
実力に加えて、センスの良さも特筆されていい。重賞は初挑戦だが、目下の勢いをもってすればチャンスは十分ある。
「中山1600㍍もベスト条件(2勝)。当面の相手は、一昨年の覇者ロードクエスト。休み明け3戦目で走り頃だ」
中山10R「ながつきS」ダ1200㍍
★得意の中山でタガノヴィッターが、ガラリ一変★
◎タガノヴィッター
○ハットラブ
▲ヨンカー
△ビービーサレンダー、プレシャスエース
実力馬のタガノヴィッターが起死回生の一発を決める。
「花のみちSは9着と、不発に終わっているが実力負けではない。外枠(14番)から終始、外を走らされるロスが響いたもの。2着から0秒5差なら巻き返しは十分可能だ」
前走を度外視すれば、準オープンで③③②③着と常に上位争いを演じているし、チャンスは時間の問題。
「ルメール騎手に乗り替わり気分一新、得意の中山で本領発揮の公算が大。相手は、ハットラブ。現級勝ちしている格上の存在だ。休み明けでも好勝負に持ち込みそう」
中山9R「木更津特別」芝1600㍍
★新星フレッチアの勢いは止まらない。3連勝達成★
◎フレッチア
○アドマイヤシナイ
▲シャララ
△サロニカ、スカルバン
圧倒的な強さで2連勝中の、フレッチアに期待。
「2戦とも好位から抜け出し、0秒5差、0秒2差突き放す圧勝劇。これほどの馬に昇級の壁があるとは思えない」
キャリアは4戦、まだ底が割れていないし、プラスアルファは測り知れない。ハンデ54㌔も強調材料。
「新馬戦2着が示す通り、仕上がりの早いタイプで休み明けも心配無用。休養中に一段とパワーアップしたパフォーマンスを見せてくれそう」
相手は、同じ上り馬アドマイヤシナイ。
阪神11R「セントウルS」芝1200㍍
★迷ったらGI馬、ファインニードルの底力を信頼★
◎14ファインニードル
○11アンヴァル
▲6アサクサゲンキ
△7ダイアナヘイロー、2ラブカンプー
実績、実力ともここではファインニードルが抜きんでている。2連覇の可能性は高い。
「斤量58㌔、4か月半の休み明けは割引材料だが、実力はそれを補って余りある」
GI・高松宮記念を含め重賞3勝の底力を素直に信頼して大丈夫。
「最大の目標はスプリンターズS(9月30日)。そこがピークになるように調整しているが、いい加減な状態で使ったら反動が怖い。その意味で八分以上は仕上がっていると判断できるし、期待したい」
相手は、3歳牝馬のアンヴァル。距離適性は高い。休み明け2戦目で上積みは大きいし、斤量52㌔もアドバンテージ。