「もちろん、千二でも通用すると思っています。ただ、後ろからつつかれるとダメなので2、3番手からのレースをしたい」と桑原調教厩務員は好位からの競馬を示唆する。
6月26日に函館入りしたばかりだが、馬体の張り、動きは久々を感じさせない。
「まだ帰厩して日が浅いけど、牧場でもしっかり乗り込んでいるので仕上がりはいい。あとは当日のテンションがどうかだけ。ケイコでも角馬場に入れるとイレ込むのでそのあたりが気になる」
桑原さんは当日の落ち着きを課題にあげた。
【最終追いVTR】ダートコースで5F72秒6、上がり3F41秒7→12秒8。課題だったテンションの高さも見られず、落ち着き十分。終始、馬なりだったが、最後まで軽快な走りを見せた。函館の環境にも、すっかりなじんでいる。