中国人目撃者の証言によると、宇宙人は身長が約12フィートほどあり、道路上で仁王立ちしていたという。しかも、この宇宙人は目撃者に話しかけてきたそうだ。その言語は聞いたこともない言葉であり、複数の人間が同時に喋っているような印象を受けたという。つまり、双子が同時にしゃべるユニゾンのようなものであろうか。
興味を持った目撃者が宇宙人を観察すると、宇宙人の顔は複数あったというのだ。明らかに地球上の生物ではなく、奇怪な生物であったわけだが、目撃者は不思議と恐怖を覚えなかった。それどころか、宇宙人は紳士的な振る舞いであったと証言している。
この目撃者たちが持っていた携帯電話で撮影した宇宙人の写真こそが、右上の奇妙な画像である。画像を見る限り、確かに多くの顔を持ち合わせているように見える。しかし、あまりに胴が長く足と腕が異様に短いことから、人間がふたり入った着ぐるみのようにも見える。また、写真に映る生物の顔が陰になっており、明確に確認できないことから、一部からはイカサマ写真ではないかとの説も上がっている。また、もしも顔が複数ある巨大宇宙人が出現したならば、冷静に写真を撮影することは、不可能ではないだろうかという指摘も出ている。
だが、この巨大宇宙人を目撃したのはひとりではなく、ふたりである。中国人の目撃者だけでなく、マレーシア人の目撃者も同様に、巨大宇宙人は複数の人間が同時にしゃべっているような声を上げていたと証言している。
さらに面白い偶然が存在する。先述したとおり、場所は異なるが以前からマレーシアでは巨大生物が目撃されているデータがある。この巨大生物は「マレーシアのビッグフット」と言われており、見た目は猿人のようであるという。しかも、その生物の身長は3メートル。これはただの偶然なのであろうか。
また、この「マレーシアのビッグフット」との関連も指摘される伝承的な怪物も存在する。「出っ歯の幽霊(Snaggle-toothed Ghost)」と呼ばれている怪物で、密林の奥深くに住んでいると言われているが、この怪物は人に危害を与えないおとなしい性格だという。
このように、マレーシアにはもともと巨大生物の伝承が残されており、現代でも3メートルを越えるビッグフットが目撃されている。そして、この度新たに目撃された巨大宇宙人。これら一連の事件は何らかの関連があるのではないだろうか。
◎フランスでも「見た」情報が
2009年7月11日に放映された「ビートたけしの超常現象SP」ではフランスで巨大宇宙人が目撃されたという情報が流されている。ほかにも1952年9月12日、アメリカのウエストバージニア州で3メートルの巨大宇宙人(もっと地味な形状のロボット、偵察マシンという説もある)が目撃されている(下が当時の再現画像)。われわれの地球に続々と飛来する巨大な宇宙人は、今後も目撃されるだろう。