◎サンブルエミューズ
○イリュミナンス
▲スズノネイロ
△ウインプリメーラ
△ウキヨノカゼ
阪神JFで2番人気に推されながら8着に敗れたサンブルエミューズの巻き返しに注目。快勝した芙蓉Sと同じように後方待機策をとった前走は、流れが遅かった上、馬群の中で揉まれる競馬…力量はありながら発揮できなかった。フルゲートが予想されるトリッキーな中山1600mが舞台だけに似たような展開になる不安はあるが、前走とは相手関係が雲泥の差。多少リスキーな競馬をしてもまとめて差し切ってしまう力があるのでは。管理する加藤征師は、「後ろから行くと物見をする余裕などもあり息を入れながら上手に走る。現況では、(持ち味を生かすために)後方からのレースが無難」との見解。岩田騎手とのコンビ復活で、大外一気を決めた芙蓉Sの剛脚再現に期待。
暮れの新馬戦を5馬身差で楽勝したイリュミナンスも潜在能力で優位に立つ。道悪で時計は遅かったものの、好位で折り合い直線で突き放したレースぶりはセンス上々。長距離輸送など課題は残るが、今週の追い切りの動きがダイナミックで一度使い全ての面で上向いている印象。ルメール騎手の手綱捌きで勝ち負けに加わってきそうだ。以下、スズノネイロ、ウインプリメーラ、ウキヨノカゼあたりを連下候補に。
【馬連】流し(14)軸(7)(3)(11)(15)
【3連単】フォーメーション(7)(14)→(7)(14)→(3)(11)(15)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。