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コリオグラファーとしての大野智

 ステージ上においては、どんな妥協も許さないのがジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川さんの考え。所属タレントは幼児であろうが高いダンススキルを問われ、才能のあるジャニーズJr.はすでに、小学生から開花。コリオグラファー(振付師)としての顔も併せ持つようになる。

 有名なのは、嵐・大野智だ。すでに所属20年を超えている古株だが、飲みこみの早さや柔軟性、軽妙な動き、クオリティーは、あまたのJr.のなかでも、群を抜いていた。弱冠16歳で約2年間、親元を離れて京都に移住。京都でひとり暮らしをしながら、新設された常設シアターにて1日5回、『Kyo to Kyo』の公演をこなした。これはもはや、伝説となっている。

 このとき、限界を突破することを知り、ツラさのあまり流した涙がその後のJr.人生の大きな糧となり、99年に嵐へ加入。のちに、粘土細工や絵画という新たなジャンルも確立させて、クリエイターとしての顔も見せた。

 そして、開花させたのが振付師という、もうひとつの顔。04年にソロ曲『TOP SECRET』を手がけて以降、不定期的にアタックしている。13年には、“ARASHI LIVE TOUR Popcorn”で、メインの振りつけを担当。翌14年に発売されたシングル『Bittersweet』でも、ならではのダンスを考案している。ちなみに同曲は、嵐・松本潤主演の月9ドラマ『失恋ショコラティエ』の主題歌に起用されている。

 同14年には、アルバム『THE DIGITALIAN』のリードソングで、のちに新曲となった『Zero-G』で、独特なダンスを表出。エロティシズム全開の腰フリに、“アラシック”と呼ばれるファンは騒然とした。

 そんな大野ほどではないものの、ジャニーズにはまだ、アイドル兼コリオグラファーのタレントがいる。次回はKis-My-Ft2、A.B.C-Zなどを探っていこう。

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