「彼と交際して2ヶ月が経った頃、自分がまだ出会っていない時の彼のことが知りたくなり、相手のツイッターの過去投稿を、暇なときにさかのぼって見ることがよくありました。相手は社会人ですから、食べ物だったり、見た映画の感想など、たわいもない投稿ばかり。それでも好きな人のことなので、投稿を見るのは楽しかったんです」
期間を指定して検索すれば、簡単に過去のツイートを観覧できる。帆波さんは暇を見つけては目を通していたという。しかしそのうち、見たくないものが目に入るようになる。
「3年ほどさかのぼった際、元恋人とのツーショットを見つけてしまったんです。それにそのころはラブラブだったみたいで、どこに行ったとか、親密な様子がつづられていました。過去のこととはいえ、胸が苦しくなりました。できるなら消してほしい。でも彼は私が、過去のツイートを漁っているなんて知りませんから『消して』なんて言えません。でもそれ以上にショックだったのが、さらに前の学生時代の投稿。街の人の後ろ姿の写真を勝手に撮って『あいつのパンツ、ダサすぎww』と晒していたこと。いくら昔のこととはいえ、常識がなさすぎるとドン引きしましたね」
過去に自分が投稿した日記やツイートは、継続的に削除した方がいいかもしれない。
写真・ j_baer