この日、番組では新幹線のマナー問題を特集。新幹線車内で肉まんや弁当を食べる“ニオイテロ”などについて取り上げていた。そんな中、「許せる?足の臭いテロ」として、新幹線の中で靴を脱ぎ、足を前の座席の隙間に突き出したり、テーブルの上に乗せたりする人がいると紹介。その中で、出演していた山岸久朗弁護士が「根本的にね、僕は新幹線で靴を脱ぐ人自体が嫌」と声高らかに宣言する場面があった。
これに共演者も共感し盛り上がりを見せていたが、アシスタントMCの若林有子アナウンサーが「ごめんなさい。私、脱ぎます」と告白。理由を聞かれると、「窮屈だし。それこそヒール履いてたら疲れちゃうから、リラックスしたいなって脱いじゃう」と明かした。また、ほかの出演者から「薄いスリッパを鞄に入れてくれれば」とアドバイスされると、若林アナは目を丸くし、「え? 何が変わるんですか?」と質問。「いや、(履かなきゃ)臭いでしょ」とツッコまれると「スリッパ履いたら臭くないんですか?」と言い、足を重ね、なるべく動かさないようにしていると明かしていた。
出演者たちからは大ブーイングを食らい、MCの立川志らくも「弁当食べてる時に横で足が見えているっていうのは…」と苦言を呈していた。しかしネットからは、「机の上には上げないけど、普通に脱ぐわ」「グリーン車だと足乗せるとこもあるし、脱いでいいんじゃない?」「かなり臭いなら別だけど、脱いで普通に座ってるなら迷惑でもなんでもない」と若林アナに賛同する声が集まっている。
「この日の出演者は若林アナとコメンテーターとして出演していた森まどか氏を除き、全て男性。そのため、『ヒールの窮屈さを知らないからそういうこと言える』『立ちっぱなしの仕事してたら新幹線のときくらい脱ぎたくなるでしょ』という女性目線ならではの反論も見受けられました。また、飛行機では靴を脱ぐのはマナー違反ではなく多くの乗客が普通にしていること。『なぜ新幹線だけだめなの?』という疑問の声も見受けられました」(芸能ライター)
ほかの出演者たちからはバッシングを受けたものの、視聴者やネットからは賛同を集めた珍しいケースとなっていた。