この事件では、刑事においては不起訴となっており、伊藤さんが民事で訴え、山口氏側も仕事に損害が生じたとして反訴していた。
判決を受け、橋本マナミは「私は、良かったと思いました。やっぱり行為があってもどっちかがイヤだと思ったら強姦になってしまう」と語った。さらに、伊藤さんの行動も「裁判まで起こすってめんどうくさいと思う、普通に酔った勢いでそうなったとなったら自分でも認めると思うので」と、伊藤さんの意志の強さを絶賛した。これには、ネット上では「確かに本人の思いが強いっていうのはあるだろうな」「橋本、けっこうしっかりしているな」といった声が聞かれた。
また、湯山玲子も「彼女が頑張ってくれたことで、後に続く女性たちにとってジャンヌ・ダルク的な存在になるのでは」と絶賛し、大竹まことも「一番わからないのは検察が不起訴処分にしたところ。そこまで持っていなかったのが一番わからない」と批判した。この事件を巡っては、山口氏が安倍首相を始め政権に近い存在であったことで、事件がもみ消されたのではといった疑惑も生じていた。山口氏は判決を不服とし、控訴する姿勢を見せている。ネット上でも「裁判はまだまだ続くんだよな」「メディアで批判的にとらえていくのは重要だと思う」といった声も聞かれた。
橋本はこの日の放送の冒頭では、今さらながら地元山形県の東京オリンピック聖火ランナーに立候補し、笑いを取っていたが、伊藤さんの事件に関しては同じ女性としての立場から真面目な思いを抱いているようだった。