「'70年代にアニメで大人気を博した漫画の初実写化で、設定は原作から16年後の夏。前田は、30歳になった“京子ちゃん”を演じます。彼女のコメディアンぶりが見物ですね」(ドラマスタッフ)
前田といえば、AKBで人気絶頂の時代から卒業後にかけて出演したドラマがことごとく不評だった。『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』(フジテレビ)は低空飛行が続き、卒業後に主演した時代劇『あさきゆめみし〜八百屋お七異聞』(NHK)もイマイチな結果だった。
「そこで、酒と男に溺れてしまったのです」(芸能プロ関係者)
泥酔して佐藤健にお姫さま抱っこされる“醜態”をマスコミにキャッチされたかと思ったら、歌舞伎界のホープ・尾上松也との熱愛発覚と、スキャンダルばかりが注目された。
「しかし、いずれも実らず、大きな疲労感だけが残ってしまったようです」(芸能レポーター)
そんな前田が心情を包み隠さず吐露したのが、5月にオンエアされた『ボクらの時代』(フジテレビ)。
「もうねえ、男の人に何かを望むってことはしない」
と、キッパリ言い切ったのだ。
「ドラマで共演した池松壮亮、柄本時生、高畑充希と登場した前田。恋愛の話題になって、前田がこう話すと、池松が『ボロボロにされたの?』と突っ込み、柄本は『ボロボロだからな、中古車みたいなもん』とさらに辛辣な言葉を投げかけたのです。前田を“車”に見立てたのが、何とも意味深でした」(芸能記者)
背景に、AKB時代からのライバル・大島優子の存在が大きな刺激になっているのは明らか。
「大島は昨年出演した映画『紙の月』で日本アカデミー賞・助演女優賞を受賞したりして、前田に差をつけたと見られていたが、今クールのドラマ『ヤメゴク』(TBS)が芳しくなく、前田に追いつくチャンスが出てきたので張り切っているんです」(芸能関係者)
最後に、このところしきりに聞こえてくる“伝説”を紹介しておこう。
「彼女、牛丼が大好きなのに、某社のものは絶対食べない。“マツヤはキライ”と言うそうです」(同)