現在ユーチューブを中心に流行している「ASMR」動画。主に聴覚を通じて動画視聴者が心地よさや快感を得ることのできる動画で、ユーチューブ上では、咀嚼音、タイピング音を始め、音にフィーチャーした多くの動画がアップされている。
そんな中、『スッキリ』では、いま韓国を中心に流行している「食用ヘアブラシ」を特集。韓国のユーチューバーが、ヘアブラシを食べられるように加工し、食べる動画を配信したことで広まったといい、『スッキリ』のスタジオでも、スタッフが手作りした食用ヘアブラシを食べることになった。これについて、MCの加藤浩次は「ちょっと待って、これ全然心地よくないんだけど。なんで人がモノ食ってる音聞いて気持ちいいんだよ」と怪訝そうにしていたが、ハリセンボンの近藤春菜がヘアブラシ食べるASMRに挑戦。春菜も二口ほど食べたあと噴き出し、「恥ずかしい」「これをやられてる方はすごい。勇気が素晴らしいし。……食べてるところドアップにしないで」と困惑していた。
春菜が挑戦した後、加藤は「でも一瞬ちょっと(良さが)分かった気がする」などと話していたが、ネットからは、「咀嚼系ASMRをテレビで流しちゃダメでしょ…ただただ汚い」「朝からテレビで大音量の咀嚼系ASMR聞かされて不快」「気持ち悪すぎてすぐ消した。テレビで流すものじゃない」という苦言が殺到した。
「ASMR動画は、一部で流行しているものの、咀嚼ASMRについては賛否両論起こっており、ユーチューブ上でも、多くの動画のタイトルに『閲覧注意』と書かれています。今回はパスタで作られた食用ヘアブラシが使用されており、『パリパリ』『カリカリ』という音が中心になっていましたが、嫌悪感や不快感を覚えた視聴者が続出してしまったようです」(芸能ライター)
「気持ちのいい音」という触れ込みのASMRだが、咀嚼音を受け付けない人はあまりにも多いようだった。