その前走はメンバー最速の差し脚を爆発させ、1馬身1/4突き放す圧勝劇だ。セントライト記念で重賞に初挑戦してから足掛け5年、15戦目の大願成就だった。これで憑き物が取れたのか、目下の充実ぶりは目を見張らせる。
7歳になったが、度重なる故障(骨折2回)で数を使われていないため、体力、気力とも旺盛。もちろん、ここは安田記念への通過点にすぎない。再び差し脚をさく裂させる。
相手にはリキッドノーツを抜てきした。同じ7歳馬で、こちらも今が“旬”。東京新聞杯2着は決してフロックではない。追い切りの動きがまた抜群。<3411>とコース相性も良く、好勝負に持ち込みそう。叩き2戦目で走りごろのカンパニーが▲。