「いまだに全何回か決まっていないみたいで、視聴率次第ということみたいです。コケることはないと思いますが、かなり厳しいノルマが課せられているみたいです」(フジテレビ関係者)
同ドラマのスタートは春のドラマとしては異例の5月12日だが、撮影開始までには水面下で、かなりのドタバタがあったという。
「キムタク主演のドラマということは、すべてキムタク中心で進行します。だから、自分のペースを崩したくないベテラン俳優は出演を嫌がったんです。たとえば、母親役が富司純子に決定したのは撮影開始のわずか2週間前。与党の幹事長役の中村敦夫は撮影日が分からず、『いつになるんだよ!』と激高したそうです」(同)
どうやら、キムタクのスケジュールが合わず、撮影開始が5月にずれ込んだようだが、今回のギャラは破格だという。
「昨年主演した『華麗なる一族』が1話600万円で、今回はそれを上回る700万円。フジテレビ内では経費削減が徹底されているため、ギャラを上げる変わりに放送回数を減らした、といううわさもあります」(制作会社関係者)
5月12日にスタートし、普通に6月で終了したとすると、7話か8話でキムタクのギャラは4900万円〜5500万円でかなりの高給。視聴率のノルマもかなり厳しいというのだ。
「平均ではなく、毎回20%越えがノルマだそうです。たしかに、03年からの主演ドラマ4本をみると、20%より下だったのは05年主演の月9『エンジン』での1話のみ。ほかは全部20%越えという驚異的な数字です。逆に20%を切るようなら、そろそろキムタク人気が衰えたとみるべきでしょう」(芸能記者)
さらに、今週発売の「週刊文春」では“パクリ疑惑”が報じられている。
「『島耕作』シリーズでおなじみの弘兼憲史氏の政治マンガ『加治隆介の議』にそっくりだというのです」(同)
いろんな意味でキムタクの真価が問われている今回のドラマ、視聴率がどうなるか注目される。