最凶軍団のエースが不気味予告だ。
この日、ひたちなか市松戸体育館大会で、ゾディアック&TARUと組み、健介&真田聖也&諏訪魔と対戦した小島。健介に奇襲を食らい出ばなをくじかれたが、逆水平、串刺しエルボー、ダイビングエルボーで反撃ののろし。コジコジカッターを浴びせ形勢を逆転すると、最後は真田を捕まえ、健介の眼前で北斗ボムを発射。真田をマットに沈めた。
試合後、小島は「どんどん健介が弱ってきているのが手に取るように分かる」と余裕しゃくしゃく。3・1両国大会で全面戦争を要求している健介に対し「そっちは全員出てきてもらって構わない。オレ一人で十分だ」と言い放つと、さらに「オレが健介に勝ってチャンピオンになったら、健介オフィスの若造たちと防衛戦をやってやってもいい」とうそぶいた。
また、この日、試し切りした北斗ボムに好感触を得たのか「初めてやったけど、なかなか効くじゃねえか。ノーザンライト(ボム)も、ストラングルホールドもオレに譲れ」と3本のベルトもろとも、健介のフェイバリットホールドまで強奪する考えを示唆した。
圧倒的な力の差を誇示する小島だが、健介イジメをやめるつもりは毛頭ない。「両国の前にケガしないように気をつけろよ。反則はイスや金的だけじゃないぞ」とうすら笑いを浮かべ、24日の前橋大会で“鬼ムコ”と化している健介を「顔が血で真っ赤になって赤鬼になるのが目に浮かぶよ」とあざ嗤(わら)った。
「何回でも言ってやる。お前とは格が違うんだ」と吐き捨てた小島。両国決戦を前に、健介を血の海に沈めてしまうのか。きょう28日の茨城・つくばカピオ大会でもVMは健介を追い詰めていくハラだ。