同誌によると、今年の春ごろ、ローラが事務所側に「辞めたい」と申し出ると、社長から「暴露本を出す」、「日本でもアメリカでも活動できなくする」などと恫喝され、ローラはすっかり脅え、ふさぎこんでいたという。
そんな状況から、ローラは意を決して代理人を立て、事務所に申し入れ書を送付。しかし、同社と所属タレントのトラブルはローラだけではなかったようで、以前から社員やタレントの出入りが激しく、契約に関するトラブルも後を絶たないという。
有効期間が五年以上の契約を結ばされたあげく、途中で一方的に契約を解除されたタレントや、スタッフから容姿をけなされて仕事を打ち切られたモデルもいたのだとか。それでも、多くのタレントが事務所側に有利で不公正な契約を結ばされていたため、泣き寝入りするしかなかったというのだ。
「社長が創業者の新興芸能プロだとよくあるケース。ローラの事務所以外でも同じようなことは多発している。現在、社長が猛プッシュしているダレノガレ明美の契約内容が気になるところだが、ローラとのトラブルが表沙汰になった以上、事務所としてもダレノガレ頼みなので、現状ではダレノガレは優遇されているのでは」(芸能プロ関係者)
今年7月、公正取引委員会が、大手芸能プロなどで独占禁止法に抵触する不公正な契約が結ばれていないかを調査に乗り出したばかり。契約トラブルでの“被害者”が減ることを祈るばかりだ。