日焼けマシーンは一度に焼くより、時間と回数をかけていく方が色が定着しやすい。わずかな空き時間でも利用できるようにしているのだろう。とはいっても、サロンにあるような本格的な物は、新品ならば1台100万円は下らない。さらに、メンテナンス費用もかかる。黒さを維持するためとはいえ、かなりの出費がかかりそうだ。
松崎しげるの黒い肌はもはやトレードマークといえるが、テレビの企画にもなっている。
「『トリビアの泉』(フジテレビ系)ですね。2005年に、松崎の肌の色を絵の具で再現する企画が行われました。専門家の監修のもとで機械測定が行われ、朱色45%、黄色25%、白16%、緑14%を混ぜると松崎しげるの肌の色になることがわかりました。さらに、実験に協力した文具メーカーのサクラクレパスが、『まるざきしげるいろ』を商品化し、フジテレビのおみやげグッズとしても販売されました」(前出・同)
松崎しげるは1949年生まれであり、来年は70歳の古希を迎える。ますます彼の「黒さ」に注目が集まって行くかもしれない。