農業や酪農というと「儲からない」「働く時間が長い」「休みが少ない」「体力がいる」…などマイナスのイメージを持っている人もいるだろう。確かに1日の作業時間、1か月の休みも時期によっては不確定になることもあり、サラリーマンとは違う就労形態に、農業に興味はあるけれども…と躊躇する人もいると思う。
第一歩として農業体験や、ボランティア参加から始める人もおり、その先に農業法人の会社員として農業に従事する人、地域の就農支援を受けて独立を目的に参入する人もいるようだ。
また、田舎で農作業を行いながら第二の人生を…という人向けに、家と畑付きの物件が紹介されたり、健康志向の人向けに、特定の農家の契約を結んだレストランが、自慢の良い素材をプロデュースしたり…という試みも行われている。
また後継者不足の農家において、農家に嫁ぎたいという女性と、結婚したい農家の若者との婚活サービスなど、農業界を盛り上げていく動きもある。
そして活性化すれば食料問題に、うまくいけば少子化問題などにも、新しい切り口や方策が出てくるのかもしれない。皆さんも立ち寄ったスーパーで、「農家こだわりの一品」を購入してみてはどうだろう? 購入することも、真面目に従事している農家への貢献になり、新規参入している若い農業人にも活路を与えることにならないだろうか!?
とりあえず、農業に従事するなら自動車免許は必須となることは付け加えておきたい。
(前野クララ 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou