昭恵夫人は当日、白色のドレスで参列。日本人の参列者の多くは着物を着用していた上、昭恵夫人のドレスはロングドレスではなく、膝丈で、袖が大きく膨らんだものだったこともあり、一部で「自分のおしゃれを披露する場じゃないんだけど…」「座った時に膝が見えてるし、はしたない」といった厳しい声が上がっていた。
そんな中、24日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)でも、昭恵夫人のドレスが「ドレスコード違反では?」と特集。MCの小倉智昭は「ご本人はお洒落でお好きなのかも分からないけど、あの式典には『ちょっとな』とは思いましたけどね」とやんわりと苦言。そんな中、スペシャルキャスターの古市憲寿はこれまでの式典では着物を着用していたこともあり、「これだけが取り上げられるのはちょっと違うかな」としつつ、昭恵夫人と交流のある立場から、「昭恵さんも反省じゃないけど、ちょっといろいろ思うところあるみたいですね」と代弁した。
これにスタジオから驚きの声が上がり、「失敗したってことですか?」と質問が飛ぶと、古市は「ちょっと……『朝から着物着ればよかったなあ』みたいなことはおっしゃっていました」と話しており、その後番組では、「即位礼正殿の儀」のドレスコードが「ロングドレス デイドレス 白襟紋付 またはこれらに相当するもの」とされていたことから、膝丈のドレスはデイドレスとなり、ドレスコード違反には当たらないと紹介していた。
この古市の代弁に、「ドレスコード違反でもないし、そんなに目くじら立てなくてもいいのでは」といったフォローも集まっていたが、一方では「これだけが取り上げられるほど大きな式典だったって分からないのかな?」「周囲の格好と世間の反応がないと本当に場違いって分からなかったのか…」といった苦言も聞かれてしまっていた。
昭恵夫人は夜に行われた祝宴「饗宴の儀」では着物を着用していたものの、着ていたのは色留袖ではなく訪問着だったという点もバッシングの対象に。国外からも多くの賓客が集まったこともあり、ファーストレディーの服装にはいつも以上に注目が集まったようだ。