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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(11/15東京・11/15京都)

 今週デビューの注目馬は、11月5日(日)東京第6R芝1400m戦に出走予定のチェッキーノ。馬名の由来は「射撃の達人(伊)」。牝、栗毛、2013年2月8日生。美浦・藤沢和雄厩舎。父キングカメハメハ、母ハッピーパス、母父サンデーサイレンス。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額4000万円。伯母には93年マイルCS(GI)を勝ったシンコウラブリイ(父Caerleon)がおり、全兄には12年札幌2歳S(GIII)や同年東京スポーツ杯2歳S(GIII)を勝ったコディーノがいる。母の産駒は全馬2勝以上を挙げている優秀さ。本馬は牝馬らしいフォルムをしており、全体的にすらっとした印象。四肢のバランスは良く、飛節作りもなかなかのもの。ヨロにはもう少し筋肉がついてほしいが、牝馬特有のキレ味を発揮しそうだ。なお、鞍上には北村宏司騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、11月15日(日)京都第5R芝1800m戦に出走予定のマグレブ。馬名の由来は「超伝導リニアのこと。母名より連想。スピードある走りを期待して」。牡、鹿毛、2013年4月12日生。栗東・安田隆行厩舎。父マツリダゴッホ、母フサイチリニモ、母父ジャングルポケット。生産は新ひだか町・岡田スタッド、馬主はノルマンディーサラブレッドレーシング。愛馬会法人・ノルマンディーオーナーズクラブの募集馬で総額1400万円。叔父には11年安田記念(GI)を3歳にして勝ち、15年(豪)ジョージライダーS(GI)を勝利したリアルインパクト(父ディープインパクト)がいる。本馬はどっしりとした重量感のある馬体をしており、トモの筋肉は上質で実が詰まっている。繋ぎはクッションが良く、スナップが効いている。距離は1400m〜1800mあたりが合いそうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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