同店のショッピングカートは、タブレット端末とバーコードリーダーが付いており、欲しい商品のバーコードをリーダーで読み取り、読み込んだ商品がタブレットに反映されるというもの。
ただ、このカートを使って買い物するには、同店のプリペイドカードが必要。カートにプリペイドカードを読み込ませれば、タブレット端末で精算を行うことができ、わざわざレジで会計をしなくて済むらしい。
当面は店員が補助的にレジ作業をするようだが、レジ打ちにかかる人件費を従来の4分の1程度に抑えられる見込みがあるようで、今後も積極的に導入していくようだ。
ネットでは「IoT革命起きてる気がしてワクワクしてる」「スーパーの省人化すごい。倉庫だね」といった、今後のスーパーの変化を楽しみにしている意見が多く寄せられた。
また、アメリカでは、レジのないコンビニAmazon GOが先月オープンした。決済は専用アプリで行うため、財布を出す必要がなく、非常に画期的だ。だが、海外のユーチューバーがAmazon GOで万引きを成功させた動画をアップしていたりと、まだ、レジレス化には多くの課題があるのが現状といえる。
現在、小売業界では、客の利便性を高め、人件費を抑えるため、様々なテクノロジーの導入が積極的に検討されている。わざわざレジ係が、商品のバーコードを読み取っていた時代を、懐かしむ日が来るのは意外と近いのかもしれない。