「返し馬の感触もすごく良かったし、道中もマイペースで。あとはどこで抜け出すかだけだった。サクセスブロッケンも強かったが、さらに強い」と武豊騎手。古馬最強として、3歳馬に負けるわけにはいかなかった。
今春のドバイWCの惨敗後で不安視された復帰戦だったが、「昨年と同じローテーション。今年の方が体調が良かったし、年齢的な衰えもないことが示せた。国内では一番強いという確信があった」と石坂調教師は納得顔。一方、3度目のドバイ挑戦については「2回ギャフンといわされているので今は考えていない」と話した。
今後は予定通り「第9回JCダート」(JpnI、阪神1800メートル、12月7日)から東京大賞典へ向かう予定だ。
2着サクセスブロッケン
横山典騎手「スタートでトモを滑らたのが痛かった。斤量差もあったし、負けないと思っていたが…」
3着メイショウトウコン
藤田騎手「出遅れが致命的だった。デキが良かっただけに残念」