search
とじる
トップ > ミステリー > 相次ぐ永田町のUFO発言 その背景にあるのは何か!?

相次ぐ永田町のUFO発言 その背景にあるのは何か!?

pic pic

画像はイメージです。

 先日、山根隆二参議院議員が提出したUFOに関する質問主意書をめぐり永田町にちょっとしたUFO騒動が沸き起こった。降って沸いたUFO騒動は自民党・二階総務会長の鶴の一声で一応、静寂を取り戻した形となったが、波紋はジワリと広がり各方面に様々な影響を与えている。今回の騒動についてはNMRも見過ごすわけにはいかない。そこで、UFOに詳しい人々の話を聞くと、驚くべき真実が浮かび上がってきた。
 今回の騒動を専門家はどのように捕らえているのか?われわれの取材はまずそこから始まった。しかし、予想を裏切り多くの意見は冷めたもので騒動自体は「茶番だ」と突き放す声がほとんどであった。しかし、UFOに関わる多くの人々は「政府公式見解としてUFOを否定したことはある意味、大きな一歩を踏み出した」と逆に一定の評価を与えている。むしろこの「否定」がUFO専門家に波紋を投げかけているのだ。まずはおなじみ柳タカシ氏に専門家たちの見解に対する全体の流れについて聞いてみた。
 「今回の政府の公式見解にはまったく根拠がありません。おそらく、“いる、いない”を議論のテーブルに上げるおろかな専門家は誰もいないでしょう。問題はこの“否定”の意図です。単純に“否定”したのか、それともこの“否定”がある種のメッセージなのか。ほとんどの専門家はこの解読に今、全精力を注いでいますよ」
 いきなり飛び出した驚くべき柳氏のコメントであるが、それは決して根拠のない話ではない。
 「実は、山根氏は05年3月にも参議院総務委員会で当時の麻生総務大臣にUFOに対する日本政府の取り組みに対して質問をしています。この時期のニュースを探ると「米大統領2期目就任」「京都議定書発行」「H-IIAロケット7号機打ち上げ」と最近のニュースと符号する部分が多い。よってアメリカからなんらかの圧力があったと考える一派と、今回の報道の唐突さ、不自然さから「実際に未確認飛行物体からの抜き差しならない接触があった」と考える一派の二つに分かれています」
 確かに米大統領選挙はいよいよ本番に突入し、ゴア元副大統領の肝いりで結ばれた京都議定書に関しては新たな枠組みについて話し合われるニュースがつい先日報じられた。さらに今年は月探査衛星の打ち上げという大きなニュースが…。確かにあまりに05年当時に符号しすぎている。一方、ここ数年、世界各国で戦闘機が訓練中に墜落する事故が続発。「未確認飛行物体との接触」という説もある。一体、今回のニュースに隠れている「真実」は何か?

●パターンA
 われわれは現在アメリカの航空研究所の日本人研究員、K氏に話を聞いた。アメリカの一部関係者の間でも今回のニュースについて話題になっているという。K氏は米国の「共和党から民主党への政権交代」というキーワードを挙げ次のように語った。
 「日本は戦争に負けて以来、航空開発については制限が設けられていました。しかし、今年から本格的な開発が始まったのです。そのことに対するメッセージでは?アメリカ民主党にはミスター・オザワと旧知の人物が多い。オザワとミスター・ヤマネの間がポイントです」
 航空開発とアメリカ民主党、そして小沢民主党党首。一体、この3つを結ぶ点と線が存在するのだろうか?
 「オーケー。話は非常にシンプルです。ミスターヤマネの質問は『地球外生命体からの情報をもらっているか?』ということであり、それに対して日本政府がオフィシャルにノーと答えた。このニュースこそがUSAの最も知りたいニュースだと考えるのは不自然ではないのですよ」
 K氏の話によれば政府の公式見解そのものが各国政府の特殊機関に向けられたメッセージだというのだ。
●パターンB
 国家的な陰謀の予感も感じるのだが、今回の件については騒動に便乗しない専門家がほとんである。
 「唐突に出たUFO話なので各方面のリアクションが大きくなってしまいましたが、山根議員の質問主意書は国家情報戦略に対する先に行われた山根議員の質問を補う意味で出されたものです。主役はUFOではなく国家間の情報戦略について。たぶん、今回の騒動で一番びっくりしているのは山根議員本人ではないでしょうか?われわれは冷静に見守るべきですよ」
 ある専門家はこのように語り、またある大学教授は「それよりも“ゴジラは災害派遣”と現役の大臣が言い切った石破発言の方がよっぽど気になる」とすでに違うポイントに注目している。ただ、永田町に詳しい評論家は「山根議員は川越市議、埼玉県議出身。山口敏夫氏の影響を受けていないわけがない。そうなるとグッと小沢党首との距離が縮まる。小沢氏の影がちらつくとアメリカが見え隠れするというのは裏を読みすぎか?」とやはりアメリカの影を払拭しきれない専門家も少なくない。
 今回の騒動に関しては、政府の公式見解が逆にUFOの存在を匂わせる結果になった一面もある。
 この“否定”こそがすべての物語の始まりなのである。
(写真=編集部に読者から送られてきた北海道で撮影された未確認飛行物体の写真)

関連記事


ミステリー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

ミステリー→

もっと見る→

注目タグ