かつて、「なんでだろう」のフレーズで一大ブームを巻き起こした“一発屋芸人”だが、現在は「一発屋」と呼ぶに値しないほどの稼ぎっぷり。1年中ほぼ毎日、地方営業で飛び回り、ギャラは1本およそ50万円。掛け持ちすることも少なくないため、年収はざっと6,000万円。テレビ露出が目立った時期より、はるかに多い。赤いジャージのテツは、埼玉県内に3階建ての一軒家を購入しており、5人家族で暮らしている。
いっぽう、都内に一軒家を保持しているのは、トータルテンボス・大村朋宏。28坪でおよそ9,000万円。妻子ありという生活は、ぶっちゃけキツい。それでも、年収はおよそ2,000万円。こちらも地方営業の掛け持ちが、おもな収入源だ。
さらに意外なところでは、「友だち5,000人」を公言しているコンパ大好き芸人・入江慎也。大企業の会長から、小学生モデルまで、その振れ幅は広い。一昨年は700万円、昨年は1,200万円の年収で、昨年あたりからは講演、コラボ商品にも着手している。
「キングオブコント」覇者のバイきんぐは、貯金額に大きな開きがある。しゃべりが達者で、ソロの仕事も多い小峠英二は、500万円も貯めている。ポンコツの西村瑞樹は、わずか2万円。急に懐が暖かくなって、散財癖がついたという。
「THE MANZAI」覇者のウーマンラッシュアワー・村本大輔は、1月の月収が87万円。その後さらに仕事は増えているため、すでに3ケタを超えているだろう。
有名人の金銭事情は、いつだって興味がある。また折を見て、暴露していこう。<この項、終わり>。(伊藤由華)