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山Pドラマ「SUMMER NUDE」対連続テレビ小説「あまちゃん」の代理戦争

 連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「潮騒のメモリー」が、あす31日にシングルとしてリリースされる。

 「潮騒のメモリー」は同ドラマのオリジナルソングで、1986年に公開されたアイドル映画「潮騒のメモリー」の大ヒット主題歌という設定。この映画で主演を務めた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の楽曲としてリリースされヒットしたが、実は鈴鹿が極度の音痴だったため、アイドルを目指していた天野春子(小泉今日子)が“影武者”として歌っていたという因縁の曲だ。たびたび劇中で流れ、視聴者の間では音源化が待ち望まれていた。

 CDに先行してレコチョクなどで楽曲が配信され、7月7〜23日付のレコチョク着うたランキングでは週間チャート首位に。CDもかなりの売れ行きが期待されるが、ここで思わぬとばっちりを受けそうなのが同日にシングル「SUMMER NUDE '13」リリースする山下智久だ。

 同曲は、現在、放映されている山P主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「SUMMER NUDE」の主題歌で、真心ブラザーズの名曲“サマーヌード”のカヴァー。シングルのジャケットは初回限定盤3タイプと通常盤の計4仕様ですべて別デザインとなり、初回限定盤Bと通常盤には山Pのヌーディーな写真をフィーチャーしている。

 「“月9”主演に合わせてドラマと同タイトルの主題歌を4種リリース。万全の体制だったはずが、肝心のドラマの視聴率が17.4→12.8→10.8→13.4%とイマイチ。そこにもってきて人気の『あまちゃん』挿入歌が同日リリースですから、お約束のチャート初登場1位の座が脅かされているのです」(芸能ライター)

 ここで思い起こされるのが、2011年1月に繰り広げられた山P対フレンチ・キスの死闘。

 「1月31日付のオリコン週間ランキングの1位争いで、AKB48の派生ユニット 『フレンチ・キス』の『If』が優勢となり、集計最終日の前日、22日(土)の段階で、山下智久のソロシングル『はだかんぼー』を上回ることが確定的に。ところが、山下が23日(日)に緊急握手会イベントの開催。このイベントで売上枚数を激増させ、何とか逆転して週間1位を確保したのです」(同)

 さて、今回は一騒動あるだろうか。

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