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全日本プロレス 武藤がWBCに刺激されチャンカン制覇を宣言

 全日本プロレスの武藤敬司が24日、かねてから親交の深い原辰徳監督率いる侍ジャパンのWBC連覇を祝福。自身も4・5開幕の「チャンピオン・カーニバル」で2年ぶり4度目の春の栄冠獲り、「WBCを見て俺もエネルギーが沸いてきた。やらなきゃな」と奮闘を誓った。

 プロレス好きの原監督と武藤は家族ぐるみで交際する仲。武藤が1995年10月7日に東京ドームで高田延彦との歴史的一戦を制した翌日に、原監督も同所で現役を引退したこともあって、2人は3年前にスポーツクラブのサウナで遭遇した際に意気投合した。

 原監督率いるWBC侍ジャパンの快挙に「応援していて盛り上がったよ。本来、あの展開はプロレスのもの。野球でやらないでくれよって感じ。俺も原監督を見習わなきゃな」と祝福した。「チャンピオン・カーニバル」を控え「俺もファンの人にああいうエネルギーを分けてあげたい」と刺激を受けた。
 「俺自身にもエネルギーが沸いてきた」。侍ジャパンパワーに触発され、武藤が春の祭典に向け燃えている。

○蝶野と対談
 武藤はこの日、スカパーサムライTVのテレビ番組「Versus#24」で、今年ともにデビュー25周年を迎える闘魂三銃士の盟友・蝶野正洋と対談。武藤が「デビュー25周年、バーターでなんかやろうよ。8月に両国大会があるからそこに出てよ」と呼びかけると、蝶野も「じゃあ俺も秋に25周年の自主興行やるからそこに出てよ。夏と秋の連動で」。

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