同ドラマは06年から「週刊漫画サンデー」(実業之日本社)に連載されていた同名漫画が原作。上野が演じる新米法医学者の主人公・万木朝顔とベテラン刑事の父(時任三郎)がさまざまな遺体の謎を解き明かし、“生きた証”を懸命に見つけ出す姿を描く。
視聴率は初回から全話2ケタを記録。月9枠で全話2ケタ視聴率をキープしたのは、17年7月期の「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE 3RD SEASON」以来、2年ぶりとなった。
「早くも続編話が浮上している。上野といえば、若いころはすっかり“わがまま女優”のレッテルを貼られていたが、結婚したこともありすっかり丸くなり、今作が上野にとっての代表作となった。女優として再ブレークしそう」(テレビ局関係者)
ドラマの主題歌に起用されたのが、シンガー・ソングライターの折坂悠太が歌う主人公の名前と同じタイトルの「朝顔」。ピアノの調べから始まり、折坂の語りかけるような歌声にストリングスの演奏が加わり、ダイナミックなサビが印象的な楽曲。悲しみを抱えながらも「死」と向き合う、ドラマの主人公の心境を投影している。
上野と同じ事務所に所属。昨年10月に発売したアルバム「平成」が宇多田ヒカルや三浦大知から絶賛され、逸材として注目を集めていたというのだが…。
「分かりやすいほどのバーターでの起用となったが、主題歌は配信限定でリリース。ドラマは話題になった割に、MVのYouTubeでの再生回数は100万回ほど。おそらく、以前、福山雅治の主演ドラマにバーターでねじ込まれたものの、その後伸び悩んでいる藤原さくらの二の舞いになりそうだ」(芸能記者)
曲が大ヒットしたわけでもなく、“一発屋”とも呼べないようだ。