もう一頭の注目馬は、8月23日(日)新潟第5R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のレッドディヴェル。馬名の由来は「冠名+楽しむ(divertire)より。楽しい週末になるように」。牝、鹿毛、2013年2月2日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ハービンジャー、母レッドディザイア、母父マンハッタンカフェ。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。母は09年秋華賞(GI)を勝ち、10年にはドバイでおこなわれたアルマクトゥームチャレンジ・ラウンド3を勝利した名牝・レッドディザイア。本馬はその初仔となる。シルエットは母よりも父に似たタイプで、その走りはストライドを伸ばすタイプではなくピッチ走法。それでも動きには柔らかみがあり、雰囲気はさすが名牝の仔といったところ。父がハービンジャーということもあり完成は遅めだろうが、潜在能力の高さで早くからの活躍が期待できる。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。