メンバー間の確執がクローズアップされているSMAPの解散劇。「スマスマ」は、メンバー同士の掛け合いが多く、チームで料理対決をする「BISTRO SMAP」を筆頭に、オリジナルコントやライブなどが見どころだった。22日の同番組では「1996年にスタートしたSMAP×SMAPは放送20周年を越えることが出来ました。そして、今年の年末をもってファイナルを迎えることになります。最終回まで全力で番組を作って参りますので応援よろしくお願い致します」というメッセージが流れた。
しかし、一部メディアはゲストの出演交渉が難航していると報じており、かなり苦しい状況がうかがえる。22日放送の「BISTRO SMAP」にゲストとして出演した、安藤優子は同局「直撃LIVE グッディ!」で8月3日に行われた収録について、「緊張感が漂っている」と明かしていた。
「この状況で出演するゲストは、かなり辛いですね。気を使いますし。その噂が広まれば広まるほど、ゲストとして出演したくないでしょうね。デメリットしかない」(芸能記者)
1月に噴出した「解散&分裂」騒動以降、独立を画策した中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾は、ひとりジャニーズ残留の意思を主張した木村拓哉とコミュニケーションをとらなくなってしまったようで、「スマスマ」の番組収録の現場はピリピリモード。そんな他のメンバーの態度に木村は、不平不満を漏らしていたともいわれている。
「フジ側は、1月に解散騒動が噴出した後には、『スマスマ』の打ち切りを否定していたが、SMAPが正式解散を発表すると、打ち切りが決定。現在、年末までの番組継続を強調していますが、メンバーがやっぱり無理だと判断した場合や、あまりにもゲストが出演しないとなると、雲行きは怪しくなる。テレビ関係者の間では、番組継続に懐疑的な人も多く、途中で番組打ち切りも可能性としてはある」(テレビ関係者)
二転三転としているSMAP解散劇なだけに、急展開を迎えるかもしれない。