幸子は会見で自主レーベル「サチコ プレミア レコード」の発足も正式に発表し、「やっと、やっと…」と涙ながらに喜び、紅白出場をアピールしたうえで、「衣装ですか? 常に頭の中で想定していますが、具体的にはまだ…」と吹っ切れた表情をみせたという。
解任した元社長には「直接ではないですが、CDを渡しました」と話していたが、一部スポーツ紙では、会見よりも、その件が大々的に報じられることとなってしまった。
一部の取材に応じた個人事務所の前社長によると、CDは26日夕方に封筒に入れられ事務所ポストに投函されていたという。小林のマネージャーの署名で「新曲のサンプルがあがりましたので聴いてください」と書かれたメモ、新曲の歌詞も同封されていたというが、同じく解雇された前専務と投函された一式を眺め、「いまの私たちが聴く必要もないし、ご自分で私たちを切っておきながら、なぜこんなことをするんだろうと不思議でしょうがなかった」として聴かずに小林に返送。「私たちを解雇しておきながら、なぜと思っていたら、会見のためだったんですね」と不快感をあらわにし、この日の会見などでの一連の小林の言動について「全部計画的でいつもあちらから発信してくる。いつまでこんなことを続けるつもりなんでしょう」とタメ息を漏らしたという。
「前社長サイドには紅白の“人事”に多大な影響力のある芸能界の大物がついている。前社長は小林から直接謝罪されるまで許す気はないようで、このままだと紅白出場は絶望的。まずはしかるべき人物が間に入って2人を同じテーブルにつかせることが和解の第一歩だが、今のところ、芸能界を見渡しても仲介役として適切な人物が見つからない。このまま果てしない泥仕合が続きそう」(芸能プロ関係者)
果たして、今年の紅白で小林の豪華衣装を見ることはできるだろうか。