鶴瓶が「あんまり好きやなかったんやろ?ジェットコースターなんか怖かったんやろ?」と質問。出川は「もともとは大っ嫌いでした。女の人結構好きじゃないですか?お金を払って乗る意味がわからない」「勘違いされるのが、ジェットコースターとか別に好きでリアクション芸人になったんじゃないんで」と元々怖いものが苦手だったと口にする。
リアクション芸人としての才能が見出されたキッカケについて、出川は「プライベートでウッチャンナンチャンと後楽園の遊園地に行ったんですよ。その時に、ジェットコースター乗ろうっつって。ガッガッガって上がった瞬間角度がとんでもないんで、怖すぎて『あっすいません、僕降ります』って言ったんですよ」「でも、カメラ回ってないから笑かすつもりで言ってないんですよ。単に怖いから『降ろしてください』って言ったら、周りのお客さんが笑って、ウッチャンナンチャンが面白がって『罰ゲームで乗らせてみようぜ』って言って乗らせたのが、そもそも1番始まりなんですよ」と盟友であるウッチャンナンチャンが、出川のリアクションの面白さに気付いたのが始まりらしい。
「なんか、ジェットコースター乗りながら『ウォーリーをさがせ!』をやらされたんですよ。できるわけないのに、すごい怖くて一周でわかんなくて、もう一周とか、何周かやらされて…」「それで怖がってたら、お客さんがすごい笑ったんで、そしたら、なんとなくスタッフの人が『なんかリアクション、この子いいんだね』」とリアクション芸人として定着していったのだという。
自分の面白さは自分ではなかなか気づかない。ウッチャンナンチャンという面白い人が身近にいたことが出川の芸人生活で一番ラッキーだったのだろう。