新馬→きんもくせい特別を連勝、エリート街道を驀進するアルフレードが破竹の3連勝で頂点を極める。
2勝ともメンバー最速の差し脚で突き抜けているように、決め手はメンバー屈指。しかも、1600メートルで2連勝と距離適性も抜群だ。
2歳のこの時期は心身とも未完成の馬が多く、レース展開に左右されやすい。しかし、アルフレードは馬込みにひるまない勝負根性の持ち主で、どんな競馬にも対応できる。心肺機能が強くスタミナ消耗戦になっても、全く問題ない。
完成度が高く、ちょっと死角は見当たらない。乗り替わりも日本の競馬に精通している、ウィリアムズ騎手なら心配無用。差し切りが決まる。
相手は、クラレントと、マイネルロブスト。前走(13着、9着)はどちらも、道悪馬場で能力半減したもの。確固たる実績の持ち主であり、良馬場なら巻き返しは必至。
◎3アルフレード
○7クラレント
▲4マイネルロブスト
△12トウケイヘイロー、15レオアクティブ、16ダローネガ
☆中山10R「仲冬ステークス」(ダ1200メートル)
満を持して出走する、キングパーフェクトに期待。
前走はメンバー最速の鬼脚を繰り出したが、惜しくもクビ差届かなかった(2着)。しかし、実力を疑う余地はない。状態もピークに近いし、普通に走ってくれば結果は付いてくると確信する。
相手筆頭は、地力強化の目覚ましい3歳馬ニシオドリーム。
◎12キングパーフェクト
○13ニシオドリーム
▲5サリエル
△10ガンドッグ、14デイトユアドリーム、15オーシャンカレント
☆小倉11R「愛知杯」(芝2000メートル)
エリザベス女王杯で約8か月余(骨折休養)ぶりに戦列復帰した、昨年の2歳女王レーヴディソールで今度こそ。
結果は11着に終わっているが、病み上がりで20キロ増。しかも、初の2200メートルを考えれば仕方のない結果。それで、1秒3差なら巻き返しは十分可能だ。
1度使われ、すべての面で上積みは大きい。ハンデ55.5キロも許容範囲。牝馬のGIII重賞なら、格の違いを見せつける。
◎13レーヴディソール
○12フミノイマージン
▲8アスカトップレディ
△2シンメイフジ、5バウンシーチューン、10コスモネモシン
☆阪神11R「ギャラクシーS」(ダ1400メートル)
休養明け以降、5戦3勝、2着1回と充実著しい、ウィキマジックをイチ押し。
とりわけ、阪神ダ1400メートルは3戦3勝と負け知らずで、これはアドバンテージ。前走(7着)は太め残りが響いたもの。同じ轍を踏むことは考えられない。先行抜け出しの勝ちパターンが決まる。
◎1ウィキマジック
○6シルクフォーチュン
▲12アイアムアクトレス
△10ナニハトモアレ、13アーリーロブスト、14メイショウデイム
☆阪神10R「逆瀬川ステークス」(芝1800メートル)
短期放牧を挟みフレッシュな状態に仕上がった、ダノンシャークに白羽の矢。
前走はスタートで出遅れ、直線だけの競馬で小差3着。内容は負けて強しだった。互角に出れば今度は差し切れる。
◎7ダノンシャーク
○4タガノエルシコ
▲3シルクアーネスト
△1ビッグスマイル、6アナバティック、8カワキタフウジン
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。