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映画「窓辺のほんきーとんく」主演 吉沢明歩単独インタビュー

 自主映画の奇才と言われている堀井彩監督の「窓辺のほんきーとんく」(9/27より、池袋シネマロサにてレイトショー)に主演している吉沢明歩に単独インタビューした。

 この映画のストーリーは、職を失った石井(辻岡正人)のもとに、大学時代の映研の先輩(安藤彰則)が押しかけてきて、どさくさにまぎれ、一緒に映画を作ることになる。そこで、オーディションをして、ユニークな5人と出会い、手作り映画のスタート。お互いに過去の出来事や自分をさらけだすうちに、ヒロイン役の眞名水(吉沢明歩)と石井は心ひかれ、いい関係になる。
 が、この自作映画の中では、主人公(今野悠夫)と愛を確かめるシーンで、眞名水は、監督の要求で本番をしいられる。それを承諾した彼女は、恋人との間と、仕事としての演技上のセックス本番との微妙な心理状態を抱えながら、映画作りに挑む。もちろん、石井も激しく反対はしたものの、監督の気迫に押され現場に立ち会う。はたして、現実の恋人同士の関係は、その後どうなるのか…。
 この心の揺れを演じたヒロイン吉沢明歩は、「アダルトの仕事をやってきているので、ヒロインのような葛藤は良くわかります」とヒロインとの共通点を語る。
 アダルトの世界に入ったきっかけは、「グラビアのモデルとしてスカウトされて、最初はやっていたんですが、グラビアは、常にフレッシュな女の子を求めていて、一回大きく出てしまうと、ハイ、次のアイドルへ、となって長くできるものでないので、それなら、脱ぎのお仕事にはなるけれど、アダルトの世界で頑張っていったほうが仕事の幅が広がると思って、2003年からAV女優になりました」
 いかにも現代女性ならではの前向きな姿勢が分かる。
 ところで、肝心の脱っぷりだが、「脱ぎっぷりはいい方だと思います。6年もやっていますからねっ。ドキドキすることだってあるんです。でも、結果的にこの仕事をしていたから、いろいろな役者さんと出会えたり、バラエティー番組に出られたりしていますから、アダルトをやっていたおかげだなって感じます」
 共演の辻岡さんにとって絡み、すなわちセックス・シーンは始めてだったとか。
 「私がリードするように監督からも言われましたけど、限られた時間内で気持ちを作っていくのは難しかったですね。でも、あの濡れ場は、気恥ずかしいけど結ばれるという初々しさが出せたと思います」
 濡れ場、絡みを演じるコツを、あえて聞いてみると「相手に惚れ込むんです。惚れ込んでいく方が演技も楽にできるし、相手を好きと思わないとできるものではないです」
 となると、相手役には「時には、映画を撮り終わっても感情が残ったままの時も、しばらくたってやっと覚めることもあります(笑)」
 アダルトはファンの人に求められ、それが幸せだから、それが続く限りは、挑戦し続けていきたいという吉沢明歩。彼女の理想の男性は「男の人に頼って生きるより、自分で仕事を一生やっていきたいと思っているんですが、でも、ふと一人の人間に戻ると、家庭を持つ幸せも憧れますね。理想の男性は家庭を大事にして、何でも自分で勝手に決めるのではなく、いつも相談してくれねようなタイプの人がいいです」
 身長161センチ、B86W58W86の理想的なボディー、当分スクリーンで楽しめそうだ。

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